プッシュ22弾。「ゼノン漫画大賞夏の陣」で準入選した鈴木路之先生は当時15歳の高校一年生。高校生の性を赤裸々に描いた前作「あいにのぞめ」は審査員の度肝を抜いた作品でした。1年たって16歳になった彼女が新しい作品を引っさげて「プッシュ!」に初読切掲載!! そんな高校生漫画家の素顔に迫るインタビューです☆

—本作は何本目の作品ですか?

鈴木:前回準入選を頂いてから2作目です。緊張でペン先をプルプルさせながら描きました。

—高校生生活と漫画を描くことの両立は大変?

鈴木:テストや塾もあり大変だと思う時はありますが、担当さんに褒められるとそんな気持ちは吹っ飛びます。

—刺激的な内容だけど、両親の反応は?

鈴木:最初のページで家族会議になりましたが、内容を読んで貰ったら二人共爆笑して許してくれました。嬉しかったです。

—今回初めての読切掲載になりますが、読者の皆さんにどんなところを楽しんでもらいたいですか?

鈴木:主人公の迷走っぷりと、電車の中で広げて読めない恥ずかしさを楽しんでほしいです。

—受賞作「あいにのぞめ」からなにか変わったことはありますか?

鈴木:トーンと背景の量が増えました!載った自分の原稿を見て、これじゃいかんと練習しました。

—この作品の発想のきっかけは?

鈴木:暗い話ばかり描いてはボツを繰り返していたので、ならば!と思い切り…すぎました。結果的にはよかったと思ってます(笑)

—最後に一言お願いします。

鈴木:嫌な事全部忘れて、「何やってんの!?」って笑いながら読んで下さると嬉しいです。必ずまたお会いできるよう、次回作も頑張ります!

担当の一押しコメント 女性のリアルな性体験を描いた作品『あいにのぞめ』。初めて会った時「なぜ女性の性を描いたのか」という質問に「高校生の作品なんて色物です。年齢ではなく作品で読んでほしかったから」と言った鈴木先生。15歳のあどけない少女が見せたのは本物の作家の目でした。それから1年後。何度ボツを出しても、面白い作品を作るためと妥協を知らないその姿が今回、読切で形になりました。彼女には間違いなく才能があります。鈴木路之先生の魅力が詰まった作品を是非ご覧ください。

イシカワ